ポルチーニ茸のリゾットに合うワインをご紹介します。

ポルチーニ茸の少し土っぽいニュアンスを引き立て、まろやかなリゾットの風合いを時には爽やかに、時には豊かに演出するワインがおすすめです。

1.  ソッフィアート

ドライピーチや花のアロマもありながら、フレッシュなジンジャーのテイストがまろやかなリゾットの風味を引き締め、爽やかな後味を感じさせる1本。

トレッビアーノ種とマルヴァジア種の相性は非常に良く、伝統的にマッチする組み合わせです。 

2.   コステッラツィオー二

爽やかな酸味と黒葡萄のほのかな甘みが心地よく、ポルチーニ茸の土っぽい風味にも軽やかに合わさり、リゾットのまろやかな味わいをより豊かに楽しめます。

ナチュラルなリゾットの色味とワインの薄いピンク色がマッチして、食卓のコーディネートにも好相性です。

3.   モンピローネ

カッシーナ・ヴェンゴレ最高峰のバルベーラ種を使用した贅沢な仕上がり。

高品質なスラヴォニア・オークの大樽で長期間熟成され、バニラやココア、カシスの香りが芳醇に漂い、香り豊かなポルチーニ茸の風味をよりエレガントに引き出します。

 

🍽️ポルチーニ茸のリゾットについて
ポルチーニ茸とは、高級な食用キノコ一の種で、濃厚なナッツのような香りが漂い、旨味が強く肉厚でジューシーと言われています。

イタリアは世界的に名高い産地であり、森林が豊かな地域に多く自生しています。

リゾットやパスタソースと合わせやすく、乾燥ポルチーニ茸を使用すれば家庭でも手軽に再現でき、白ワインとチーズも含めて濃厚なリゾットにすれば、ワインとも合う少しリッチな一皿に仕上がります。

2名分のレシピとしては、米(無洗米も可)150g程度に対して、乾燥ポルチーニ茸を10g程度使用。

お湯200mlで10~15分戻し、その出汁も捨てずに使用します。

鍋にバターを入れて玉ねぎのみじん切りを少量加え軽く炒めたら、米を洗わずに加えて1〜2分炒め、白ワイン大さじ1杯を加えてアルコールを飛ばします。

ポルチーニ茸の戻し汁とお湯、顆粒コンソメで600mlくらいのスープを作り、おたま1杯ずつを加えながら、弱めの中火で混ぜて煮ます。

10分くらい経過したら刻んだポルチーニ茸を入れて、さらに10分弱加熱。火を止めて粉チーズと、お好みでさらにバターを少量入れて混ぜ(混ぜすぎないのがポイント)、塩・コショウで味を整えます。

お皿に盛り、追いチーズ(パルミジャーノも好適)や黒コショウをまぶせば、より豊かで濃厚な風味に仕上がります。

秋の夜長に、ゆったりとグラスを傾けながら味わいたい一皿です。