ムニエルに合うワインをご紹介します。

ワインに合う魚料理の代表格として、家庭でも作れる料理がムニエル。
基本的に辛口の白ワインなら外すことはありませんが、魚種やちょっとした調理法の違いで、ぴったりマッチするワインも変わってきますので、是非参考にしていただければ幸いです。

ブルゴーニュ・ブラン・レ・ドレソル Bourgogne Blanc – Les Dressoles(ドメーヌ・シャンガルニエ)


スズキのような身の引き締まった白身魚には、樽の効いたシャルドネが最適。濃厚こってりにタルタルソースやベシャメルソースを添えるとより一層味わいが引き立ちます。

サンセール・ブラン・レ・カイヨット Sancerre Blanc Les Caillottes(ラ・クロワ・サン・ローラン)

サーモンのようなオイリー感のある魚には、ソーヴィニヨン・ブランが最適。しかしどのようなものでも良いという訳でもなく、こちらのワインようにシトラスの風味をもちながらもボリューム感のしっかりとあるタイプのものがおすすめ。ハーブの感じも備えているので、さっぱりとした味わいが楽しめます。

リースリング・レ・キャトル・ヴァン Riesling “Les 4 Vents”(ウベール・レイゼル)


ムニエルというと舌平目やサーモンなどファッティな感じの魚種がレストランでは供されることが多いですが、白身魚全般と相性がよく、特に入手しやすいタラやカジキなどもムニエルに適しています。このような少しあっさり目の魚種にはワインも比較的あっさり目のものを合わせるのがポイント。リースリングにはオイリーなニュアンスがあるので、少しボリューム感を引き立ててくれるような役割も果たします。

 

ムニエルについて🍽️

ムニエルとは、魚の切り身に下味をつけ、小麦粉などの粉をまぶし、バターで焼いた料理、または調理法です。フランス料理の調理法のひとつで、主に白身魚に用いられます。

ムニエルの語源は、フランス語で「粉屋の妻」を意味する「meunière」です。これは、ムニエルの調理方法が、粉屋の妻が魚を調理する際によく用いた方法であったことに由来していると考えられています。

ムニエルの基本的な作り方は、以下のとおりです。

魚の切り身に塩・コショウで下味をつける。
小麦粉をまぶす。
バターで両面を焼く。
仕上げにレモン汁をかける。

ムニエルは、小麦粉をまぶすことで、魚の旨味を閉じ込め、香ばしい食感をプラスすることができる。また、レモン汁をかけることによって、酸味が加わり、さっぱりとした味わいに仕上がります。

ムニエルに用いられる魚は、舌平目やスズキ、サケ、マスなど、淡白な味わいの白身魚が一般的である。また、鮭やマスなどの脂ののった魚をムニエルにすることで、コクのある味わいを楽しむことができます。

ムニエルは、家庭でも簡単に作ることができる料理である。ぜひ、ご家庭で本格的なムニエルを味わってみてはいかがでしょうか。