ビーフストロガノフに合うワインをご紹介します。

ベースは牛肉と玉ねぎやマッシュルームを炒めたものを煮込みので、赤ワインとの相性が良さそうだと想像できますが、本場ではサワークリームを加えて楽しむので白ワインとの相性も良いのが、ビーフストロガノフとワインを合わせる上での面白いところです。


ブルゴーニュ・ブラン・レ・ドレソル Bourgogne Blanc – Les Dressoles(ドメーヌ・シャンガルニエ)

サワークリームが加わってクリーミーな味わいに整ったビーフストロガノフには、ワイン自体も乳酸発酵させてまろやかな味わいに仕上がった、ブルゴーニュのシャルドネが良く合います。

ピノ・ノワール Pinot Noir (ドメーヌ・ド・クーサック)

トマトやサワークリームの爽やかな酸味と、薄切り牛肉でさっぱりめに仕上げたビーフストロガノフに、隠し味的にボリュームを加えるイメージで南仏のピノ・ノワールを。

ブルゴーニュだと繊細すぎてしまうところを、たっぷりな果実感がありながらも抜けが良い酸味で補ってくれます。

タヴェル・ロゼ Tavel Rose (ドメーヌ・デ・カラビニエ)

赤でも白でもイケる料理に最も重宝するのはやはりロゼ。さっぱりとしたタイプですと牛肉のコクを上手く引き出すには不十分ですが、こちらのようなしっかり目のロゼは肉の旨みもサワークリームの酸味もしっかり引き立てる、ユーティリティな一本です。

 

ビーフストロガノフについて🍽️

ビーフストロガノフ(Beef Stroganoff)は、ロシア発祥の伝統的な料理で、柔らかい牛肉のストリップを用いた濃厚でクリーミーな料理です。通常は玉ねぎ、キノコ、サワークリームを使い、エッグノードルやご飯と一緒に提供されます。

典型的なビーフストロガノフのレシピでは、牛肉(通常はテンダーロインやサーロインなどが選ばれます)は薄切りにされ、フライパンで焼かれます。玉ねぎとキノコが加えられ、バターと一緒に炒められます。その後、サワークリーム、ディジョンマスタード、ワインやブロスなどの調味料が加えられ、全体が絡まり合うまで煮込まれます。

最後に、パセリやディルなどのハーブで仕上げられ、エッグノードルやご飯の上に盛り付けられます。クリーミーで濃厚なソースが特徴的で、香り豊かな玉ねぎとキノコが絶妙なバランスを生み出します。

ビーフストロガノフはロシアを代表する料理の一つであり、その美味しさとシンプルながらも豊かな味わいから、国際的にも広く親しまれています。様々なバリエーションが存在し、一家庭ごとに独自のアレンジがなされています。