牡蠣フライにあうワイン
牡蠣フライにあうワインをご紹介します。
油で揚げた衣の油分をスッキリ流してくれる清涼感ある白ワインや、濃厚な牡蠣のうまみとマッチする果実味が凝縮したワインがおすすめです。
1. サンセール・ブラン”カイヨット”
石灰岩の小石からなる土壌"カイヨット"は、フランス有数の
産地で知られるロワール川渓谷、サンセール地区において
特徴的な土壌のひとつ。軽やかさがあり、ハーブや柑橘系のスッキリとした味わいが、牡蠣フライの脂っぽさを清らかに流します。
2.レ・ギャリゲット・ブラン
南フランスを中心に栽培される白ブドウの品種、グルナッシュ・ブランの特徴である、柑橘系やハーブの清涼感が牡蠣フライと合わさって、濃厚な味わいとバランスが取れるワイン。酸味は強くなく、繊細でデリケートな飲み心地。後味ね余韻まで楽しめるワインです。
3.シャトー・オンブ・トゥール・ブーレ
フランスのボルドーにほど近いワインの一大産地、サンテミリオンからお届けするとても優雅なワイン。牡蠣の産地でもあるボルドーでは、赤ワインと牡蠣を合わせることも。ベリー系の果実味をしっかり感じ、香り高い赤ワインとのマリアージュで、牡蠣の濃厚さがふくよかに広がります。
カキフライについて🍽️
牡蠣フライは、冬場にうま味を増す牡蠣をフライにしたもの。殻を取り除いた後に、軽く塩や胡椒で味付けをし、小麦粉やパン粉で揚げるのが一般的です。
生での保存が難しい明治時代に日本で考案され、傷みやすい牡蠣を安全に食べられるよう揚げ物にしたとも言われています。
揚げることで外はカリッと中はジューシーに、牡蠣の濃厚なうま味や甘さが凝縮した味わいになります。
一般的にはレモンやタルタルソースを添えて白ワインでいただくイメージですが、醤油やウスターソース、チリソースなどの甘辛いソースに合わせると、赤ワインとの相性も良くなります。