ちらし寿司に合うワインをご紹介します。

ちらし寿司のベースとなる酢飯の味わいには、コクと果実味があり、お祝いの席にもふさわしいシャンパーニュや、数ある具材の味をさまたげない、天然酵母の発酵による優しい飲み心地のワインがおすすめです。


1. ブリュット・ナチュール

ピノ・ムニエ100%のコクと果実味を感じ、白い花のような甘美なアロマが醸し出すシャンパーニュ。その柔らかい泡立ちが、錦糸卵や甘酢レンコン、みりんや砂糖で煮詰めた干し椎茸など、甘みとうま味を感じる日本ならではの食材とも見事に調和します。


2.ロゼ・エクストラ・ブリュット

スパイシーでフルーティーな大人のロゼ・シャンパーニュ。
いくらやむき海老、サーモンやマグロなどの海鮮系の具材には、その複雑なアロマが自ずとマッチし、スッキリとした味わいに引き締めます。食卓にいろどりを添える、春のおめでたい席にもふさわしい1本です。


3.ヴェルメンティーノ・オレンジ

ナチュラルでエレガント、和食とも相性の良いオレンジワイン。SO2無添加、無濾過・無清澄、 天然酵母による発酵の優しい味わいが、具材の個性をさまたげることなく、洗練された味わいにまとめ ます。



ちらし寿司は敷き詰めた酢飯の上に、定番の錦糸卵や桜でんぶ、むき海老、煮穴子、いくらなどの海鮮類、スナップえんどうや菜の花などの青み野菜と、あらかじめ用意した具材を散りばめていろどる、寿司料理の一種です。

食材を散らすことから「ちらし寿司 」と呼ばれているという説もあります。

食卓に華やかさを添えるおもてなしのメニューにもなり、また「ひな祭り」をはじめ 、お祝いの席にも定番のメニューとなっていますが、その起源は諸説あり、全国各地に根付くオリジナルレシピもあることから、広く日本に根付く郷土料理とも言えるでしょう。

縁起を担いだ具材に願いを込め、また見た目も華やかなことから、女の子の健やかな成長を祈って桃の節句、「ひな祭り」にいただくようになったという説があるようです。

大人は少し華やかにシャンパーニュやワインを添えて。ロゼの色合いとコーディネートを楽しむのもおすすめです。