菜の花のパスタに合うワインをご紹介します。

菜の花にある独特の苦味には、柔らかい味わいで包んでくれる果実味ある白ワインや、フルーティーなスパークリングワインがおすすめです。


1. リラック ブラン

柔らかく華やかで、白い花のような香りが特徴的なワイン。 菜の花 独特の苦味が、フルーティーだが力強さのあるテイストともマッチして、柔らかい味わいとともに長い余韻を楽しめます。

2.セレーゼ

豊かなシトラスの香りやミネラル感あるフレッシュな味わいが、 菜の花の苦味を受け止めて、優しい味わいに変換します。太陽の光が差し込む情景を思い起こすような、清々しい1本。

3.ブラン・キュべ・ミッレジマート

繊細でフレッシュ、香り高いスパークリングワイン 。持続性のあるフルーティーな泡が、菜の花の苦味やパスタのオイルを軽やかに包み込み、しっかりとした果実味とはつらつとした泡のテクスチャーを残します。



春の到来を感じさせる菜の花は、1月下旬辺りからスーパーに並び始め、3月3日の桃の節句辺りには出荷のピークを迎えます。

ワインとの相性を高めるには、ベーコンとオリーブオイル、お好みで鷹の爪を少々、茹でたパスタに絡め合わせて、オイルパスタのスタイルでいただくのがおすすめです。

菜の花を2〜3cm幅にカットし、まずはにんにくを炒め香りを出しベーコンを加え、お好みでペペロンチーノ風に鷹の爪を少し入れてピリ辛風にしても美味しくいただけます。

フライパンで具材をソテーした後は、菜の花を茎から入れ、仕上げに葉っぱの部分を入れて、軽く炒めて茹でたパスタと茹で汁を少々加えて混ぜ合わせれば出来上がりです。

苦味を感じるのはアルカロイドやポリフェノールといった苦味成分を含まれているからであり、春野菜や山菜に多く見らる傾向と言われています。

春先にこれらの野菜を摂取すると、新陳代謝を促したり体内の毒素を排出する効能があることから、冬から春への季節の変わり目にもふさわしい一皿です。