ジビエに合うワインをご紹介します。


ちょっと前まではレストランでしか味わうことの出来なかったジビエですが、最近は食肉加工や冷凍保存の技術が発達し、臭みの無いお肉が家庭でも楽しめるようになりました。

ペイドックルージュPay d’Oc Rouge (ドメーヌ・デ・カラビニエ)


比較的入手しやすいジビエの筆頭として、鹿肉が上げられますが、こちらはシラー種とぴったり。黒胡椒や鉄分を感じる味わいで、鹿肉と同調するペアリングです。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ Brunello di Montalcino (サンロレンツォ)

猪肉にぴったりなのが、イタリアワインの雄ブルネッロ。現地トスカーナでもアグロドルチェという猪の煮込みは名物料理。ワイルドな組み合わせのイメージですが、綺麗な酒質のワインなので、エレガントにまとまります。

サンジョベーゼ&トレッビアーノSangiovese & Trebbiano (センツァ・レーテ)

キジ肉に合うのはサンジョベーゼ。しかしサンジョベーゼは色々ありますが、鶏肉に近いタイプのキジには、赤と白をブレンドして口当たり優しく仕上げたワインが最適です。

 

ジビエとは?

ジビエは、野生の動物の肉を指し、一般的には狩猟や野生生息地で捕獲された動物の肉を指します。ジビエには鹿、猪、ウサギ、キジ、ダックなどが含まれ、それぞれの肉は独特の風味や質感を持っています。ジビエは豊富な栄養素を含み、低脂肪で高タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富です。また、野生の生態系から得られる自然な食物を摂取した動物の肉は、人工的な飼育動物とは異なる風味をもたらします。ジビエは、独自の調理法や料理法が存在し、特に秋から冬にかけて猟期があり、伝統的な食文化や料理として世界中で愛されています。ジビエの料理にはロースト、シチュー、ソーセージなどがあり、地域ごとに異なる伝統的なレシピが存在します。