クリームシチューに合うワインをご紹介します。

クリームシチューのまろやかなコクにすっきりと合う果実味のある白ワインや、主張しすぎずコクを感じられるロゼワインがマッチします。


1 モンテリー・ブラン・ル・クロ

百合、柑橘類、ドライフルーツ、バニラと重なり合うアロマに気持ちも華やぐ味わい。すっきりとしていて新鮮さも感じつつ、ミネラル感がクリームの濃厚さに合わさり味わいに深みを増します。


2. コステッラツィオーニ

イタリアのガルダ湖の湖畔にて、100年前から黒ぶどうのみで造られている伝統的なロゼワイン。その果実味とほのかな甘みがクリームで煮込んだ具材ともしっくり調和します。


3. ブリッコンチェッラ

淡いピーチの色彩に黄桃の心地よいアロマが、まるで春の花畑のような穏やかさを感じさせます。甘さだけではなく、レモンのようなフレッシュな広がりもあわせ持つ味わい。繊細なロゼワインとクリームシチューで優し食卓を演出します。


クリームシチューについて🍽️

クリームシチューは、野菜や肉などの具材を鍋でバターと小麦粉を炒めながら練って牛乳でのばしたホワイトソースでじっくりと煮込んだ料理のことです。

シチューは、肉や野菜をスープで長時間火にかける煮込み料理のことを意味し、英語で「stew」を指すことから欧米料理とも言えますが、クリームシチューは日本が発祥と言われ、1960年代に食品メーカーより発売された市販のルーにより家庭料理として広く浸透したという背景があります。

主に、じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの野菜と、鶏肉やベーコンなどの肉を使用しますが、お好みで、ブロッコリーやグリーンピース、芽キャベツ、白菜、しめじ等の野菜を入れても、クリームの旨味にマッチします。

これらの具材を炒めた後に、小麦粉やバターを加えてルー状にし、牛乳や生クリームを少しずつ加えながら煮込んでいきます。

最後に塩や胡椒で味付けをし、白いご飯やパンと一緒にいただくのが一般的です。

冬場は体が温まる料理としても人気ですが、春先にみずみずしい野菜とともに煮込み料理として食し、旬のエネルギーを取り入れるのにも最適です。