ハードチーズに合うワイン

ハードチーズに合うワインをご紹介します。

カットするのが他のチーズに比べると難しくなく、また匂いも他のチーズに比べて穏やかなため、あるとホームパーティなどで重宝するのがハードタイプのチーズ。

基本的に難しいことを考えることなく、どのようなワインでも合わせることが出来ますが、中でも代表的なチーズとワインの最適な組み合わせを紹介します。

ブラン・キュヴェ・ミレジマート Blanc Cuvee Millesimato (ボルゴ・ベルヴェデーレ)

パルミジャーノ・レッジャーノのかけらをポリポリと齧りながら、泡立ちの穏やかなスプマンテを合わせるのは、アペロの時間を楽しみ、これから始まるディナータイムを盛り上げるための前哨戦に相応しいペアリングです。

シルヴァネール Sylvaner (ウベール・レイゼル)

まだ熟成が進んでおらず、柔らかさも残すようなミモレットには、爽快なこちらのようなタイプが最適です。

対照的に、熟成が進んで凝縮感のある味わいとなったミモレットには、ブルゴーニュの白ワインのような樽熟したシャルドネが最適です。

カベサ・デ・ペッロ・ブランコ La Cabeza de Perro Blanco(カンタリーニャ・ヴィノス・デ・ファミリア)

ナッツのような香ばしい香りと、栗のようなホクホクした食感のコンテには、シェリー酒のような参加熟成感があるワインが最適です。

こちらのワインはシェリーにも使われるパロミノ種主体で、シェリーのようなニュアンスもあるので、クセのある組み合わせの導入編といった趣きです。

ハードチーズについて🍽️

ハードチーズは、熟成が進んで堅くなったチーズの一種で、水分が少なく密度が高い特徴を持っています。熟成によって風味が凝縮され、コクと豊かな香りが引き立ちます。この種のチーズは、しばしば長期間保存され、通常は干し草や木の板などで包まれて熟成されます。

ハードチーズの代表例には、イタリアのパルメザンやグリュイエール、スイスのエメンタール、イギリスのチェダーチーズがあります。これらのチーズは異なる製法や原料、地域ごとに独自の風味を持ち、料理やチーズプレートに幅広く利用されます。

ハードチーズは通常、塩気が効いており、風味の強さがあります。乾燥しているため長期保存が可能で、熟成が進むほど風味が豊かになります。チーズ好きな人々にとっては、ワインやビール、果物、ナッツとの相性が良く、チーズプレートやパスタ、リゾット、サラダなどに使われています。

ハードチーズは、その風味と保存性から、世界中で愛され、様々な国の伝統的な料理において不可欠な食材とされています。