ジャンボンペルシエに合うワイン
ジャンボンペルシエに合うワインをご紹介します。
ブルゴーニュ地方の郷土料理であるハムとパセリのゼリー寄せなので、やはりブルゴーニュワインと相性抜群です。
しかし中にはブルゴーニュワインよりもカジュアルに楽しめるものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブルゴーニュ・ブラン・レ・ドレソルBourgogne Blanc – Les Dressoles(ドメーヌ・シャンガルニエ)
やはり郷土料理とその地のワインは外すことの出来ない組み合わせで、特に樽香の強いタイプではなく、優しいタイプの広域ブルゴーニュ・ブランなどがこの料理にはぴったりです。
ピノ・ノワール Pinot Noir (ウベール・レイゼル)
昨今のブルゴーニュ・ピノ・ノワールは過熟でボリューム感がありすぎるものが多いですが、こちらのアルザス産のものなら冷涼感があるので、さっぱり楽しめます。少し冷やしめにしてください。
ロゼ Rose(ウベール・レイゼル)
こちらのピノ・ノワールで作ったロゼも、ジャンボンペルシエにぴったり。ほのかなハーブのニュアンスがあるので、パセリの風味とよくマッチします。
ジャンボンペルシエについて🍽️
ジャンボンペルシエ(Jambon persillé)は、フランスのブルゴーニュ地方の郷土料理です。ハムとパセリをゼリー寄せにした料理で、見た目が華やかで、前菜やおつまみとして人気があります。
ジャンボンペルシエの起源は、17世紀頃のブルゴーニュ地方にまで遡ります。当時は、ハムをゼリー寄せにした料理はさまざまな地域で食べられていましたが、ブルゴーニュ地方では、パセリを加えてアレンジした料理が特に人気となりました。
ジャンボン・ペルシエの主な特徴と材料:
ハム: ジャンボン・ペルシエのベースは、塩漬けや燻製されたハムです。ハムは肉の芯から薄切りにされ、特有の風味と塩気を提供します。
パセリ: パセリは非常に細かく刻まれ、ハムと一緒に混ぜられます。パセリは料理の緑色の要素として使われ、風味を引き立てます。
ジュレ(ゼリー): ジャンボン・ペルシエを固めるために、通常は肉のブイヨンを使ったジュレ(ゼリー)が使用されます。ジュレは冷たくなると固まり、テラインの形を保つのに役立ちます。
香辛料と調味料: 香辛料や調味料として、にんにく、オニオン、ワインビネガー、ホワイトワイン、塩、胡椒、ミュスタード、バジルなどが使用され、味わいを補完します。
ジャンボン・ペルシエの調理手順:
ハムを切る: ハムは薄切りにし、平らな容器の底に敷き詰めます。
パセリと調味料を追加: パセリ、にんにく、オニオン、ワインビネガー、ホワイトワイン、塩、胡椒、ミュスタード、バジルなどの香辛料と調味料がハムと混ぜられます。
ジュレの注入: ジュレ(ゼリー)は、肉のブイヨンと一緒に加えられ、ジャンボン・ペルシエを冷却すると固まります。
冷却と固める: 材料が混ざったら、ジャンボン・ペルシエは冷蔵庫で冷やしてジュレを固めます。しっかりと冷却された後、スライスして提供します。
ジャンボン・ペルシエは、フランシュ=コンテ地域を代表する伝統的な料理であり、食欲をそそる美味しさとハムの風味が特徴です。通常は前菜として供され、シャルキュトリ(冷製肉料理)の一部として楽しまれます。