ぶり大根に合うワイン
ぶり大根に合うワインをご紹介します。
和食の定番家庭料理として、冬場に必ずと言って良いほど食卓に並ぶぶり大根。焼酎とよく合う料理ですが、ワインと合わせるとまたひと味違ったペアリングの妙味を楽しめるので、こちらを参考に是非お試しください。
プティ・ロンジェ Petites Rangées(ドメーヌ・ドゥ・カザヴァン)
甘辛く味のしっかり染みたぶり大根には、果実味たっぷりの赤ワインがぴったり。大地を感じるようなニュアンスがワインのあれば、根菜ともよく合います。
コート・デュ・ローヌ・ルージュ Côtes du Rhône Rouge(ドメーヌ・デ・カラビニエ)
先のプティ・ロンジェが料亭のようなフォーマルなペアリングだとすれば、こちらはより家庭的なペアリング。よりリラックスして楽しめる組み合わせです。
ヴェルメンティーノ・オレンジ Vermentino Orange (センツァ・レーテ)
塩味ベースのぶり大根には、赤ワインよりも白ワインがよく合います。さらに、柚子やかぼすなど柑橘系の味が加わると、オレンジワインとの相性がピッタリです。
ただし、どんなオレンジワインでも良いという訳ではなく、比較的醸しの期間が短いか、海沿いで作られたモンテプルチアーノが最適です。
ぶり大根について🍽️
ぶり大根は、日本の伝統的な料理で、新鮮なぶり(鰤)の切り身を大根おろしと一緒に食べる料理です。通常、ぶりの脂がのった部分が使われ、大根おろしには柔らかな食感の大根が用いられます。
ぶり大根の基本的な作り方は、ぶりの薄切りを大根おろしの上に盛り付け、さらに大根おろしをたっぷりと掛けます。大根おろしは、大根をおろしてできたすりおろし状のもので、爽やかな風味と辛味が特徴です。一部の地域や家庭では、薬味としてショウガやネギ、青ねぎが加えられることもあります。
ぶり大根は、ぶりの上品な脂と大根おろしのさっぱりとした味わいが絶妙にマッチした料理で、日本の冬によく食べられます。これは、ぶりが冬に旬を迎え、その時期になると身が引き締まり、脂がのりやすくなるためです。ぶり大根は、そのシンプルながらも美味しい組み合わせが、和食の美意識や旬の食材を楽しむ日本の食文化を象徴しています。