バーニャカウダに合うワインをご紹介します。

ニンニク、オリーブオイル、アンチョビといったそれだけでもワインが進むイメージが浮かぶ食材ですが、
温めたソースに野菜を浸すことで、また合わせるワインのイメージもよりくっきりと浮かんできます。

手軽に楽しめる料理なので、ホームパーティでも重宝すること間違いありません。

サンローム Sanrome(カッシーナ・ヴェンゴレ)

バーニャカウダ自体がピエモンテの郷土料理なので、ピエモンテ産のワインと合うことは間違いありません。
こちらの白ワインはすっきり綺麗な味わいですので、一口飲むことで口中がリフレッシュされ、どんどん食事も進んでしまいます。

サンセール・ブラン Sancerre Blanc (ラ・クロワ・サン・ローラン)

青草の爽快な香りと柑橘系の味わいに加え、ほのかなミネラル分とボリューム感も持っていることで、
アンチョビの塩味をマイルドにしてくれる役割を果たしてくれます。比較的しっかり目のソースでも受け止める役割を果たします。

カンポルンゴ Campolungo(カッシーナ・ヴェンゴレ)

バーニャカウダは比較的白ワインに合わせやすい料理ですが、軽やかで酸があり、タンニンの少ないタイプであれば赤ワインもよく合います。
その点こちらのバルベーラはそれらの条件を満たし、かつピエモンテ産であるので間違いありません。
少し冷やし目で楽しむのがよいでしょう。

 

バーニャカウダについて🍽️

バーニャカウダ(Bagna Cauda)は、イタリアのピエモンテ地方が起源とされる伝統的な調理法および料理で、野菜のディップとして楽しまれる一品です。その名前は「温かい風味付けソース」を意味し、この料理の特徴的な要素である温かいソースに由来します。

バーニャカウダの主要な材料は、アンチョビ、ニンニク、オリーブオイル、バター、および時には牛乳またはクリームです。これらの材料は一緒に調理され、アンチョビが溶けて滑らかなソースができるまで煮込まれます。このソースは濃厚で風味豊かであり、通常、温かい状態で供されます。

バーニャカウダの食べ方は、通常、多様な生野菜や焼き野菜をディップすることが一般的です。野菜の選択肢には、セロリ、カリフラワー、ニンジン、ピーマン、トマト、アーティチョーク、ラディッシュなどが含まれます。これらの野菜は、バーニャカウダの濃厚な風味と相性が良く、さっぱりとした生野菜との組み合わせが特に美味しいとされています。

バーニャカウダは特に冬季に人気で、家庭や友人との集まりで楽しまれることが多いです。イタリア料理の中でもピエモンテ地方の伝統的な料理として、地域の食文化と誇りを象徴しています。